日本代表MF三笘薫(24=サンジロワーズ)が森保ジャパンでのスタメン奪取に意欲的だ。

 24日のカタールW杯アジア最終予選オーストラリア戦(シドニー)で後半39分に投入されると、立て続けに2ゴールをマーク。日本を7大会連続7度目のW杯出場に導いた。26日のオンライン取材で三笘は「すごくうれしい気持ち。現実かわからない気持ちだったけど、すごく実感してきた。貢献できてよかった」と心境を語った。

 大きな仕事をやってのけたとはいえ、代表でポジションを確立したわけではないだけに、「まだ招集されて2回目。攻撃のアクセントになるようなプレーヤーなのでスペース空いたときに生きるタイプなのはわかっているけど、前半からできるところを示さないといけない。(スタメンの)チャンスが回ってきたときにどれだけできるかだと思う」と次のステップを見据えた。

 筑波大から2020年に加入したJ1川崎でも途中出場中心の起用から結果を残してスタメンの機会を増やしていった。消化試合となった29日の最終予選ベトナム戦(埼スタ)では先発の可能性もある。三笘は「次スタメンで出たときに勝利できるかもそうだし、自分の内容によっても変わってくる。スタメンでできることを証明したい」と力を込めた。