日本サッカー協会は15日に臨時理事会を開催し、元日本代表監督の岡田武史氏が副会長として復帰、元日本代表主将でJ1G大阪で監督を務めた宮本恒靖氏の理事就任が内定した。

 J3FC今治の会長を務める岡田氏は2016年3月から2年間にわたって副会長を務めており、4年ぶりの復帰となる。宮本氏は日本代表で主将を務めたほか、オーストリア1部ザルツブルクでプレーするなど海外経験も豊富で国際委員長としてその手腕に期待が集まりそうだ。

 また、協会は東京・文京区にある自社ビル「JFAハウス」の売却も決定した。JFAハウスは2003年に約60億円で購入し、地上11階、地下3階を誇り、サッカー界の殿堂「日本サッカーミュージアム」も入っている。

 新型コロナ禍によるテレワークの導入や、千葉・幕張にあるJFA夢フィールドも新設されたことから、有効活用を目的にして売却が決まった。