パリ五輪目指すU―21日本代表をA代表の森保一監督(53)が激励した。

 U―21日本代表は7日から千葉市内で合宿を行い、最終日の9日にはJ1横浜Mと練習試合を実施して5―1と快勝で締めくくった。

 就任後初の対外試合となった大岩剛監督は「これがスタートであるというところを見てみれば、非常に良いアプローチだった」と充実感を漂わせた。

「攻撃でも守備でも意図していたことはたくさんあったけど、成功も失敗も想定していた。リカバリーに努めることで強みを出していくことは選手たちに伝えた。普段からリサーチはしているが、実際に練習や試合を見た時に印象が違う選手はたくさんいて、良い驚きもあれば悪い驚きもあった」と多くの収穫と課題があったようだ。

 また「今回の合宿で、森保監督にも一言いってもらう機会をつくってもらった。私と森保監督のコミュニケーションを含めて『見ているんだよ』と言ってくれた。チーム力が上がれば、A代表にもいい影響を及ぼせる。しっかりと成長を促していけるようなグループでありたい」と大岩監督。森保監督が次代を担う有望株たちにゲキを飛ばし、大いにチームが活気づいたという。

 タレント揃いと期待が集まるパリ五輪世代。スター選手が続々と登場してきそうだ。