日本代表の森保一監督(53)が大型車の運転手になる可能性があったと明かした。

 欧州視察から帰国した指揮官は25日、リモート取材に応じ、30年目を迎えたJリーグについて「プロになって30年しかたっていないのかと、もう30年かという両方ですね」とし「30年前? サッカーが注目されるようになり、お客さんもたくさん入って幸せと喜びを感じていたのを覚えている。ブームで終わらないようにと思っていた」と振り返った。

 その上で「30年前に(J1広島と)プロ契約して、その後のことを何も考えていなくて…。選手をしているときに自動車の大型免許を取りに行った」と告白。具体的なプランについては語らなかったものの、プロサッカー選手を諦めるような状況になったときには、大型トラックや大型バスなどのドライバーとして生計を立てていく方針だったようだ。

 森保監督は選手時代に結果を残し、日本代表としても活躍。2003年シーズン後に現役を引退し、指導者に転身したため、運転手になることはなかったが、まずは3月24日に控えるW杯アジア最終予選オーストラリア戦で日本代表をカタールに導いてほしいところだ。