日本代表の森保一監督(53)が、1日に行われたカタールW杯アジア最終予選サウジアラビア戦で活躍したDF長友佑都(35=FC東京)を絶賛した。

 長友は最終予選でパフォーマンスの低下が指摘され、大きな批判にさらされる中でサウジアラビア戦も先発。するとキレキレのプレーを連発して攻守にわたって躍動した。

 2日に取材に応じた森保監督は、長友の突然の〝変ぼう〟について「佑都が突然いろんなことを、(ロシアW杯前は)スーパーサイヤ人とかもあったけど、突然何かするとは考えていない」と特段何かが変わったわけではなく、常に安定したプレーを見せていたと強調。

「いつもスーパーポジティブ。何が起こってもポジティブ変換して自分の成長に変えていける。練習中も人一倍元気。突き抜けたポジティブさをいつもどんな状況でも、できるところが彼のスーパーなところ」とメンタル面の強さを指摘。そして「私は佑都に対しての批判的な記事を見ているわけじゃないけど、成長のエネルギーに変えているのはすばらしいところ。私も見習っていきたい」と最敬礼だ。

 指揮官からの厚い信頼をピッチで証明した長友。まだまだスタメンを張りそうだ。