
日本代表DF中山雄太(24=ズウォレ)が、28日の練習中に左足つま先を痛め、29日は別メニュー調整となったことで、DF長友佑都(35=FC東京)の〝アンチ〟がザワついている。
中山は27日のカタールW杯アジア最終予選中国戦(埼スタ)で後半13分に長友に代わって左サイドバック(SB)に入った。すると左サイドからの正確なクロスで後半16分のMF伊東純也(ゲンク)の得点をアシスト。目に見える結果を残したことで、一部評論家やアンチ勢力が唱える〝長友不要論〟が再びヒートアップしてしまった。
あまりの過熱ぶり盟友のMF本田圭佑が自身のツイッターで「佑都のこと、俺は好き勝手言うよ。でもメディアや他の人に言われるとなんか腹立つなー」と違和感を訴えるほどだ。
そんな同論の主張者は、カタールW杯出場へ向けた大一番となる最終予選サウジアラビア戦(2月1日、埼スタ)で中山の左SB先発を猛プッシュ。ところが中山にアクシデントが起きたことで、ネット上では「これで森保監督は迷わず長友を先発で起用できるな」「やっぱり長友さんは持っているのか」「いよいよ佐々木翔(広島)の出番なのか…」「サウジ戦は大ピンチだ」などと動揺が広がっている。
とはいえ、検査では異常はなく、この日の別メニューは大事を取っての措置。サウジ戦に影響はなさそうだが、森保監督は大一番でどちらを先発に選ぶのか。
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