カタールW杯アジア最終予選(27日)で日本に0―2で敗れた中国で、GK権田修一(清水)の行動に注目が集まった。

 前半はシュートもコーナキックも0、試合を通じてもシュートが2本のみと振るわなかった中国。試合中、ネット上では「日本のGK、全然画面に映らないね」「日本のGK寒すぎて風邪ひくぞ」「日本のGKに暖かい服と暖かい飲み物をあげて」と、攻められる場面が少なかった権田を例に上げ、自国チームの不振を自虐的に嘆く声が続いた。

 さらに「テンセント」は「日本のGKの行動 心が痛い」という記事を掲載。中国代表の不振を記したあと「面白い映像があった」と、権田の様子を説明。「試合後、権田が選手の喜びの輪に近づき笑顔で声をかけたが、すぐに歩いて行ってしまった」と記し「最後まで映像で追えなかったが、試合であまりに動く機会がなく、寒すぎて、すぐに服を着にいってしまったに違いない」と締めた。

 グループ2位以内突破も消滅し、ショックの大きい中国。何もかもに嘆いてしまうようだ。