得点力不足解消の切り札だ! 久保建英に中村俊輔への〝弟子入り〟勧める声

2022年01月14日 06時15分

久保(左)の俊輔への「弟子入り」は実現するか?(東スポWeb)
久保(左)の俊輔への「弟子入り」は実現するか?(東スポWeb)

 日本代表の切り札になるか。2022年カタールW杯アジア最終予選に臨んでいる森保ジャパンは、ここまで6試合で5得点と深刻な得点力不足に悩まされている。そんな中、大きなゴールチャンスとなるCKやFKといったセットプレーからの得点率を改善するため、キッカーを務めるMF久保建英(20=マジョルカ)に世界的FKキッカーで元日本代表10番のMF中村俊輔(43=横浜FC)に弟子入りを求める声が出ている。

 森保ジャパンは昨年9月にスタートしたアジア最終予選で、初戦のホームでオマーンに0―1で敗れるなど苦しみながらも、何とか勝ち点を積み上げた。現在はW杯出場圏内となるB組2位につけているが、ここまでわずか5得点とゴール欠乏症は深刻な状態。中でも直接ゴールを狙えるFKや相手ゴール前に直接ボールを供給できるCKといった得点率の高いセットプレーからゴールが生み出せておらず、イレブンも頭を抱えている。

 日本代表主将のDF吉田麻也(33=サンプドリア)も昨年11月にアウェーで1―0と勝利したベトナム戦後、不振の続くセットプレーについて「いくつかデザインした形は持っていたけど、うまくいかなかった。点が入る雰囲気も足りない。そこは改善しないといけないとずっと思っている。なんとかしないといけないけど、どうすればいいのかは見いだせていない」と困惑していた。

 森保ジャパンには、これまでセットプレーから数々のゴールを演出してきた中村俊輔やMF遠藤保仁(磐田)、MF本田圭佑のような名キッカーが不在。それだけに元日本代表MF前園真聖氏(本紙評論家)が、かねて「キッカーが精度の高いボールを蹴れるようにすること。それがセットプレーを改善する策の一つ」と話していたように、まずはFKキッカーを務める選手の再強化を求める意見が出ている。

 そこで期待されるのがスペイン1部レアル・マドリードが認めた久保だ。J1クラブ関係者は「今の日本代表ならキッカーは久保君になるかな。技術的には誰もが知っているように良いものを持っているから、もう少し精度を上げられれば。それこそ(中村)俊輔の下で修行させてもらえばいいんじゃない? 同じ左利きだしね」と指摘。かつて世界を驚かせた伝説のFKキッカーからセットプレーの極意を得るために弟子入りを勧めた。

 2018年ロシアW杯前には日本代表MF原口元気(ウニオン・ベルリン)が、俊輔と並ぶFKの名手で通称〝ブレ玉〟と呼ばれる魔球のキッカーだった元日本代表DF三浦淳寛氏(現J1神戸監督)に弟子入り。FKの技術に磨きをかけた。久保も俊輔の下でボールの曲げ方や落とし方をはじめキックのタイミング、ボールスピードの緩急、相手選手との駆け引きの指導を受ければ、森保ジャパンの得点率向上が見込めるわけだ。

 久保が俊輔に並ぶようなレベルアップを果たし、日本代表で不動のFKキッカーになれば、7大会連続となるW杯出場権の獲得はもちろん、11月に開幕するカタールW杯に向けてチーム力の大幅アップは間違いないところ。かねて「日本の勝利のために貢献したい」と公言する久保にとっても、自身の大きな武器になるだけに修行する価値は十分にありそうだ。

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