J1神戸の三木谷浩史会長(56)がサッカー日本代表イレブンの隔離処置について「憲法違反だ」と発言し、大きな波紋が広がっている。

 インターネット販売大手「楽天」の会長でもある三木谷氏は、日本代表の国内組選手がカタールW杯アジア最終予選の中国戦(27日)とサウジアラビア戦(2月1日、ともに埼玉)に出場した場合に試合後14日間の隔離が求められることにツイッターで反発。「移動の自由、人権、営業権の侵害だ。海外から来た選手は即練習で、戻って海外で則プレー。頭おかしんじゃないの??」などと疑問視した。

 さらにユーザーから「公共の利益が優先です」との書き込みを受けると、「何度もPCR testをして入国を認めた選手と試合。重症化しにくいオミクロンが主流。国民の80%以上がワクチン接種済み。なんの公益??これは明らかな憲法違反だと俺は思う」と反論した。

 三木谷氏の一連の見解について、コメント欄には「正論だな」「国内試合で隔離されるのは納得できないでしょ」「Jサポーターの多くは賛同だと思います」「願わくば具体的な交渉をしてほしい」「代表に選手を出さなくていいぞ」「もう海外組だけでやればいい」「政府も悪いが、協会が何もしないのは問題」などの意見が上がっていた。