J1神戸の三木谷浩史会長(56)が、日本代表の国内組の選手がカタールW杯アジア最終予選の中国戦(27日)とサウジアラビア戦(2月1日、ともに埼玉)に出場した場合に試合後14日間の隔離が求められることを猛批判した。

 三木谷会長は12日に自身のツイッターで「日本で行われる代表戦に出た選手は2週間隔離しろと『政府』と『協会』から来た。移動の自由、人権、営業権の侵害だ。海外から来た選手は即練習で、戻って海外で則プレー。頭おかしんじゃないの??」と新型コロナウイルスのオミクロン株の感染急拡大への対策として実施される隔離措置に強い表現で疑問を呈した。

 怒りが収まらないのか、その後改めてツイートを〝連投〟。「そもそも給与もこちらが払ってるのに、代表に出して拘束。話にならん」とJリーグの開幕を控えるクラブへの影響の大きさを指摘。さらにその後「そもそも政府に日本にいる人間がサッカーの代表戦に出たというだけで、行動を制限する法律的な権利はないと思う。裁量行政の濫用だ」と政府の対応を非難した。

 Jリーガーの隔離措置に一石を投じた三木谷会長。今後物議を醸しそうだ。