日本代表の森保一監督(53)が、来年のカタールW杯へ向けてアジア最終予選で出場権獲得後にチームを大幅刷新する可能性に言及した。

 来年1月21日に行われる国際親善試合ウズベキスタン戦(埼玉)に臨む日本代表メンバー22人を発表した会見で、森保監督はW杯に向けた青写真も語った。

「まずはW杯予選を勝ち抜くために継続路線はあるが、新しく招集する選手、間をあけて招集する選手は将来もっともっと戦力として成長してくれるだろうという見方の中で招集している」と、今回招集した国内組や新戦力など常連組以外も高く評価していると強調。その上で「親善試合ができるのも、ここが最後かもしれない。もう一回あるかどうかになる。まずは最終予選をしっかりやって出場権をつかみとる。その後にチームを見直して、W杯に向かっていくという流れができればいいと思っている」と7大会連続のW杯出場を決めたあかつきには、本番までに新戦力を大量に登用する可能性を示した。

「今回招集する選手以外にもまだまだ同等の力を持っている選手、将来期待できる選手がいると思っている。発見、発掘して力のある選手をチームに組み込んでいくことにトライしていきたい。新戦力は幅広く見ていきたい」と本大会直前まで積極的に抜てきを続ける方針だ。

 夢舞台へまだまだ多くの選手にチャンスがありそうだ。