日本代表の森保一監督(53)が、DF長友佑都(35=FC東京)やFW大迫勇也(31=神戸)ら常連のベテラン組に〝格別〟の信頼を示した。

 来年1月21日に行われる国際親善試合ウズベキスタン戦(埼玉)に向けて、長友と大迫も招集。2人を筆頭としたこれまで実績を残してきたメンバーについて「常連組の選手たちには、まずは自分のことをしっかり出すことをやってもらいながら、経験の浅い選手たちに我々のやってきたことを伝えていってほしい」と、絶大な信頼からピッチ外での貢献にも大きな期待を寄せた。

 そして「絶対ではない」としつつも「彼らはこれまでも常連として戦ってくれた中で、コンディション的に問題がなければもちろん次につながる確率は高いと思う」とカタールW杯アジア最終予選でも引き続き主力として計算していることを明かした。

「チームが勝っていくために、選手とチームが成長するためには、お互い刺激し合って選手が主体的になって試合になっていくことが非常に大切なので、コミュニケーションを取って伝えていってほしい」とベテラン勢の存在によってチームが活性化すると強調した。

 7大会連続のW杯出場、そして本大会での8強以上という目標へ向けて森保監督の信念はブレない。