森保ジャパンが11日に行われたカタールW杯アジア最終予選ベトナム戦で、MF伊東純也(28=ゲンク)の先制ゴールで1―0と勝利し、苦しみながらも3勝目を挙げた。

 前半17分に左サイドを抜け出したMF南野拓実(リバプール)が相手DFを振り切って左足でゴール前へクロスを送る。このボールに驚異的なスピードで駆け上がった伊東が左足で合わせて、見事に先制に成功。絶対に負けられない戦いで伊東が最終予選初ゴールの大仕事をやってのけた。

 その後は格下のベトナム相手にゴールラッシュも期待されたが、課題である決定力不足を露呈。後半途中からMF浅野やMF古橋などを投入するも追加点は奪えず、なんとか虎の子の1点を守りきった。

 勝ち点を9に伸ばした森保ジャパンだが、内容には不満が残るだけに大一番となる次戦のオマーン戦(16日、マスカット)に向けて課題をどう解消できるか。