日本代表FW上田綺世(23=鹿島)が定位置奪取へ意気込みを示した。

 9月にスタートしたカタールW杯アジア最終予選はここまで2勝2敗と苦戦。4試合でわずか3得点という中、リーグ戦13ゴールをマークしている上田が招集された。9日にオンラインで取材に応じたストライカーは「チャンスだと思っている。クラブでの活動が認めてもらったのは自信になる」。東京五輪では不動の1トップだったが、A代表ではFW大迫勇也(神戸)やFW古橋亨梧(セルティック)らとのポジション争いはし烈だが「自分にしかできないことを出していきたい」と語った。

 間近に控えるカタールW杯アジア最終予選ベトナム戦(11日、ハノイ)は、最終予選突破に向けて勝たなければならない。「球際のところも含めて粘り強く戦っていきたい」。もちろん、自身がピッチに立ったときには「得点でチームの助けになれるようにしたい」と結果で代表定着をアピールしていくつもりだ。