韓国でカタールW杯最終予選での〝日韓代理戦争〟に大きな注目が集まっている。

 森保ジャパンは11日に行われる敵地でのベトナム戦に向けて現地で合宿をスタートさせたが、韓国でこの一戦に注目が集まっている。

 韓国メディア「エックススポーツ」は「日本との試合を控えた朴恒緖(パク・ハンソ)監督が、戦術変化を通じて〝勝ち点狩り〟に出るものと見られる」と報道。ベトナム代表を率いる朴監督が、森保ジャパンとの一戦に向けて秘策を用意して金星を狙っているというのだ。

 朴監督は2017年9月からベトナム代表を率いて長期政権を築いてチーム強化に成功。19年1月のアジアカップでは8強に進出する快進撃を見せ、準々決勝では格上の森保ジャパンに対して0―1と大接戦を演じて大きく評価を挙げた。

 母国の韓国では最終予選の大舞台で〝日本に挑む指揮官〟として今回の一戦に大きな話題を呼んでおり「朴監督が日本戦で必勝を狙う」と盛り上がりを見せているのだ。

 ベトナムはB組でここまで4戦全敗の最下位と苦しんでいるが、永遠の宿敵である日本戦に異常なまでに執念を燃やす韓国指揮官は不気味な存在だ。