U―22日本代表のMF郷家友太(22=神戸)が28日、U―23アジアカップ予選香港戦(福島・Jヴィレッジ)でキャプテンマークを巻いて先発し、10番としての仕事を果たした。

 引いて守る相手を崩すのに手こずり前半を1―0で折り返す展開の中、郷家は2―0の後半18分に3点目を決めた。4―3―3の右インサイドハーフでプレーした10番は、得点のほかも攻守にわたってチームを牽引。試合は4―0で快勝し、「前半は1―0で少しあせりがあった。個人としても点がほしかったので取れてよかった」と振り返った。

 この勝利で来年6月のU―23アジアカップ(ウズベキスタン)出場を決めた。所属の神戸でも主力に定着し、本大会へ向けても頼れる存在となっていきそうだ。郷家は「またこういう舞台に戻ってこれるように頑張りたい」と、さらなるレベルアップを誓った。