日本サッカー協会は19日、2024年パリ五輪へ向けて立ち上げとなるU―23アジアカップ予選(福島・Jヴィレッジ)のカンボジア戦(26日)と香港戦(28日)に臨むU―22日本代表メンバー23人を発表した。

 オンラインで取材に応じた冨樫剛一監督(50)は、今大会でロールモデルコーチとして指導する元日本代表の内田篤人氏(33)について「今回私が監督をやらせてもらうにあたって、ぜひ内田コーチと一緒にやらせてほしいと言わせてもらった」と指揮官直々に〝入閣〟を要請。そして「彼と一緒に活動してきて、非常に細かいところまで気配りができる。また、彼の持っている経験は国際試合、アジアの大会に向けて、気の緩みのないようなチームを作れる。そういう役割が非常に大きい」と内田氏の指導者の能力について高く評価し、大きな期待を寄せた。

 パリ五輪を目指す有望株たちに対して、内田氏が国際大会でどのような指導を見せるのか注目が集まりそうだ。