“リストラ覚悟”の吉田麻也に「可能性感じた」と武田修宏氏 豪州戦キーマンに長友を指名

2021年10月08日 18時42分

長友(左)と吉田(右)らベテランの奮起期待だ(ロイター)
長友(左)と吉田(右)らベテランの奮起期待だ(ロイター)

【武田修宏Take it easy】アウェー開催のカタールW杯アジア最終予選サウジアラビア戦(7日=日本時間8日)で日本は0―1で敗れた。

 やはりアウェーの中東で勝つ難しさを改めて痛感させられる結果だった。暑くて湿度が高く、観衆6万人の完全アウェーの中、アジアの中でレベル差がなくなってきていることを考えると、勝つのは簡単ではない。それに2022年のW杯は、中東カタール開催。中東諸国は国を挙げて力を入れているようだし、過去のW杯とは比べ物にならないほど気合が入っているという側面もある。

 しかし結果が全ての世界なのだから、最終予選3試合で2敗目(1勝)となり、森保ジャパンが批判されるのは仕方ない。しかし、まだ終わっていないのも事実だ。ホームのオーストラリア戦(12日、埼玉)に勝てば、流れが一気に変わる。幸いオーストラリアは、日本が苦手とする〝中東サッカー〟とはスタイルが異なるし、俊敏性、裏へ抜けるスピードを生かせば、日本が負けたオマーンには3―1で勝った相手とはいえ勝機は十分にある。

 それにサウジ戦後、DF吉田麻也(33=サンプドリア)が「サッカーの監督やダイレクターは結果が出なければいつクビが飛んでもおかしくない」などとコメントしたことに可能性を感じた。オーストラリア戦へは結果に対する、さらなる責任と覚悟を持って臨んでくれるだろうし、こういうときに悪い流れを断ち切るのは経験ある選手。同じベテラン組のDF長友佑都(35=FC東京)とともに立て直してくれると信じたい。

 こうなった以上、最終予選B組2位以内でW杯出場権獲得が理想ではあるけど、3位からのプレーオフ経由もあるわけだし、開き直って戦っていくのもアリではないかと思う。(元日本代表FW)

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