日本代表DF酒井宏樹(31=浦和)が、オーバーワークの不安を払拭した。

 酒井は日本代表として出場した9月のオマーン戦後に、東京五輪から過密日程が続いていたこともあり、代表側がオーバーワークを考慮してチームからの離脱を決定。浦和にも戻った後に数日間休養した。

 5日にオンラインで取材に応じた酒井は「試合が立てこんでいたけど、代表に選ばれてからここ9年くらい変わりはない。僕自身は普通にやっているつもりだった。(離脱は)そこはもうスタッフの方々の判断」と説明。自身はコンディション面に不安はないと強調した。

「チーム全体としてコンディションもよくなくて、オマーンのコンディションは良かったので、そこは勝敗が伴わなかっただけ。チームとしても結果が伴わなかったけど(今回は)不安はない」と9月と同じ轍は踏まないと意気込んだ。

 酒井が不動の地位を築いている右サイドは森保ジャパンの攻守のカギを握るだけに、サウジアラビア戦(7日、ジッダ)とオーストラリア戦(12日、埼玉)の強豪2連戦に向けて活躍が期待される。