スポーツ配信大手「DAZN」が7日(日本時間8日)に行われたカタールW杯アジア最終予選の中国―日本戦を独占中継し、「やべっち・内田の裏チャンネル」では元日本代表の内田篤人氏(33)が〝ぶっちゃけトーク〟を連発した。

 前半終了間際にDF冨安健洋(22)がイングランド・プレミアリーグの名門アーセナルに移籍した話題になると「アーセナルあったんですよ、僕もちらっと話が」と自身も移籍する可能性があったことを明かした。

 また、後半に入ってFW古橋亨梧(26=セルティック)がヒザあたりを痛めて交代した場面では、自身も現役時代に右ヒザの大けがに悩まされた経験を述懐。「代表に出す、出さないというのもチームとモメますから。シャルケのとき、チームと当時原(博実)さんかな。モメにモメまくってましたから。(クラブ側が)『誰が給料払ってんだ! 内田の』と言ってましたね。『アジアカップとか出すなら、内田の所(ポジション)を補強して二度と出さない』と言われた」と選手招集を巡る代表チームとクラブの水面下での駆け引きを〝暴露〟した。

 ただ「移動も遠いっすもん。それでもドイツまで来てもらって、サッカー協会には感謝している。電話とかファクスとかメールだけじゃなくて、本当にありがたかった」と直接足を運んで招集について交渉した協会側の誠意を強調していた。

 内田ならではのトークは話題を呼び、ツイッターでは「裏チャンネル」がトレンド入りするなど大きな注目を集めた。