日本代表FW古橋亨梧(26=セルティック)が、人種差別問題が発生したスコットランド1部でのレンジャーズ戦に言及した。

 31日にオンラインで取材に応じた古橋は、今夏移籍したセルティックで公式戦9試合7ゴールという活躍ぶりに「良いパスが来る。チームメートみんなが信頼してパスを出してくれていることが一番。駆け引きで勝っていることも大事だし、パスをくれる仲間も大事」と周囲との信頼関係の構築が好調の要因と説明した。

 29日には同じグラスゴーを本拠地とする宿敵レンジャーズとの伝統の一戦「オールド・ファーム」を戦うも、セルティックは0―1で敗れた。その前には相手サポーターが古橋に向けて人種差別と取れる行為をして大騒動に発展。スコットランド警察が男性2名を逮捕する事態となった。

 レンジャーズ戦について古橋は「ああいうときにこそ結果、数字を残さないといけない。チャンスもあったし。外したら何もしていないと言われる。どういう状況でも得点、アシストを決めないとこの先成長していかないと感じた」と語り、ピッチで結果を出すことの重要性を強調した。

 スコットランドで旋風を巻き起こしている古橋が、森保ジャパンでも大暴れしそうだ。