日本代表の森保一監督(53)が、10か月ぶりの代表復帰となるMF柴崎岳(29=レガネス)に大きな期待を寄せた。

 森保ジャパンは26日に、カタールW杯アジア最終予選のオマーン戦(9月2日、吹田)と中国戦(同7日、ドーハ)に臨む日本代表メンバー24人を発表。柴崎は昨年11月の欧州遠征以来の復帰を果たした。

 指揮官は「3、6月も彼を招集しようと考えていた。彼の所属チームの状況を見ながら招集につなげようと考えていた」と説明。クラブ事情やコンディションなどを考慮して招集は見送ったが、その実力は高く評価しており今回は満を持しての招集となった。

 柴崎の現状については「現在は新シーズンを戦っていて、岳もレギュラーとして、チームの中心として戦っていることを確認できている。コンディションもすごくいいと判断して招集した」と好調ぶりに太鼓判。そして「ボランチとしてチームを勝利に導いてくれるよう、攻守に貢献してもらいたい。彼はロシア(W杯)でもチームの中心として戦ってくれた。高い基準を持ってチームを引っ張っていってもらいたい」と実力に加えてリーダーシップにも期待を寄せた。

 森保ジャパンの司令塔として健在ぶりを見せられるか。