【森保ジャパン】シンデレラボーイは〝ビースト〟林

2021年07月25日 23時49分

林の成長曲線には森保監督も驚きを隠さない(ロイター)

 東京五輪1次リーグで2連勝を飾った森保ジャパンで、今大会のラッキーボーイとなっているのが1トップを務める〝ビースト〟ことFW林大地(24=鳥栖)だ。

 今年3月にU―24日本代表に追加招集として初めて五輪世代の代表入りを果たす、強豪アルゼンチン戦でゴールを決めて猛アピール。6月の東京五輪メンバー発表では落選して4人のサポートメンバーにまわったが、その後に今大会の規則が変更されて登録枠が22人に拡大されて晴れて正メンバーに入った。そこからはい上がり、大会前最後の試合となった優勝候補のスペイン戦、そして本大会では2試合連続スタメンに抜擢されて瞬く間にレギュラーに登り詰めた。

 森保一監督(52)はメキシコ戦後に「彼がこのチームに加わってきてくれて、非常に成長を見せてくれている」とその存在の大きさを高く評価。「これまでの我々のスカウティングでは、彼は背後に抜け出してゴールに向かっていくことが一番の特徴かと思っていたが、今は前線でポストプレーをしながら2列目の選手たちのプレーを引き出してくれている。ゴールに向かう特長を生かしながらもチームの攻撃の起点になる。つぶれ役になってマイボールにする、我々に流れを引き込んでくれて、非常にプレーの幅が広がっている。レベルアップしている」と驚異的な成長曲線を見せる林に、指揮官も驚きを隠せない様子だ。

「事前合宿からかなり前線の関わり合いの練習をしてきたが、お互いの信頼関係は日を追うごとに上がってきている」と今やチームに不可欠な存在となった林。猪突猛進するプレーぶりから「ビースト(野獣)」の愛称で親しまれるシンデレラボーイが上位進出へますます大暴れしてくれそうだ。

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