森保ジャパンが22日に行われた東京五輪1次リーグ初戦の南アフリカ戦(東京)でエースのMF久保建英(20=レアル・マドリード)の決勝ゴールで1―0と快勝し、決勝トーナメント進出へ絶好の白星スタートとなった。

 日本は守備の柱を担ってきたDF冨安健洋(22)がベンチ外となったが、久保やMF堂安律(23=PSVアイントホーフェン)ら攻撃陣の主力は順当に先発した。
 久保と堂安の黄金コンビを軸に日本は序盤から猛攻を仕掛けるも、引いた南アフリカを相手になかなかゴールを割ることができない。前半終了間際の45分には久保が強烈なFKで相手ゴールを脅かすも惜しくも枠を外れ0―0のまま前半を折り返した。

 それでも後半26分に待望の瞬間が訪れた。

 ロングパスから右サイドでボールを受けた久保は相手DFを振り切ると左足を一閃。強烈なシュートが左ポストを直撃してそのままゴールへと吸い込まれた。南アフリカを相手に手こずりながらもエースの一撃で白星を手にした日本。目標の金メダル獲得へ向けて最高の船出となった。