日本サッカー協会の反町康治技術委員長(57)は18日、オンライン取材に応じ、右太ももの張りで別メニュー調整が続いているU―24日本代表MF三笘薫(24=川崎)が本番に間に合う見通しを語った。

 反町委員長によると、ウズベキスタンで集中開催されたACL(アジアチャンピオンズリーグ)1次リーグ最終戦を前に足の張りを訴えたため、出場を見送り。日本に帰国後にMRI検査を実施し、状態を確認したという。その結果「メンバーを差し替えるところまでは至っていないという全治なので残す。1次リーグは3試合あるが、間違いなく間に合うと感じている」と明かした。

 また、今回の五輪代表について「この世代は世界大会を経験した選手が多いのが強み。(反町委員長が指揮した)北京五輪のときは経験値が少ない選手がいて浮き足立ったが、欧州でやっている選手も多いし(3人の)オーバーエージも五輪を経験している。アラを探す方が難しいチーム構成」と高く評価した。

 五輪1次リーグ初戦南アフリカ戦(22日、東京)に向けて「短期決戦でベスト16からのスタート。スタートダッシュが大事」と話していた。