東京五輪サッカー男子代表のDF瀬古歩夢(21=C大阪)が「持ってる男」と自身の強運を武器に本番での活躍を誓った。

 瀬古はタイ・ブリラムで開催されたアジアチャンピオンズリーグ(ACL)に出場し、11日に帰国して五輪代表チームに合流した。

 当初はバックアップメンバーだったが、登録選手枠の22人への拡大に伴って東京五輪出場を狙える立場に。その強運ぶりに「持ってる男やなと正直思っている」と不敵な笑みを浮かべた。

 サッカー界で「持ってる男」と言えば、元日本代表MF本田圭佑(35)。自身でもたびたび口にしてきた勝負強さが代名詞だっただけに、瀬古にも同様の活躍に期待がかかる。

 地元開催の夢舞台に瀬古は気合満点で「日本のエンブレムをつけて世界と真剣勝負できるのは光栄なこと。そのぶん責任感も生まれる。自国開催なので、絶対にメダルを取らないといけない」と強い覚悟を口にする。

 バックアップメンバーからはい上がった男が、森保ジャパンのラッキーボーイになるかもしれない。