〝ハマの大砲〟が驚がくの超速ハットトリックで大ブレークだ。

 森保ジャパンは15日、カタールW杯アジア2次予選の最終戦でキルギスと対戦。そこでオナイウがA代表初ゴールを含むハットトリックを達成した。

 スタメン起用されたオナイウは前半26分に放ったヘディングシュートで相手のハンドを誘発。自らキッカーを務めて先制ゴールを決めた。

 A代表初ゴールを決めると、ここからオナイウ劇場が展開される。

 4分後の31分に、MF川辺駿(25=広島)が右サイドをドリブル突破し、ゴール前へクロスを入れると駆け込んだオナイウが押し込んで追加点を挙げる。

 さらに33分には、左サイドのDF小川諒也(24=FC東京)が上げたクロスに強烈ヘッドで合わせてゴールに突き刺す。わずか6分間でハットトリックを達成する離れ業をやってのけた。

 今季J1横浜Mで驚異的な決定力でゴールを量産するストライカーが、日本代表でいよいよ覚醒の時を迎えた。