U―24日本代表MF三笘薫(24=川崎)が東京五輪へ〝最後のアピール〟に成功だ。

 ジャマイカ戦で左サイドで先発した三笘は後半12分に、得意のドリブル突破からFW上田綺世(22=鹿島)へ絶妙のタイミングでスルーパスを通す。これを上田がループシュートで決め、試合を決定づける3点目のアシストをマークした。

「ああいう動きをすると分かっていた。綺世に感謝したい」と得点シーンをクールに振り返った三笘。本大会メンバー発表前最後の試合でアピールに成功したが「選ばれるか選ばれないかは分からない。選ばれたら責任を持って戦うし、選ばれなかったとしても、ここがゴールではない。自分の成長を見据えて頑張る」。

 攻撃陣のポジション争いは激戦だけに、メンバー入りの確信まではつかめていない様子だ。

 Jリーグで旋風を巻き起こす若武者が夢舞台に立てるのか注目が集まる。