日本代表DF長友佑都(34=マルセイユ)が、11日のセルビア戦(ノエスタ)で1トップとして途中出場したFWオナイウ阿道(25=横浜M)を絶賛した。

 セルビアは主力の大半を欠いていたとはいえ、欧州の強豪を相手に1―0と勝利。先発出場して後半37分までプレーした長友は「今日は自分たちが非常に良かったと思う。自分たちの力を試す上で良い相手だった。非常に手応えがあるし、日本代表にとっても自信になる試合だった」と、森保ジャパンが着実に進化を遂げている実感を口にした。

 その一例が、ここ数年懸案となっているFW大迫勇也(31=ブレーメン)の不在時の1トップ問題。大迫がケガで離脱したためこの日はMF古橋亨梧(26=神戸)が先発したが、大きな存在感を見せたのが後半から入ったオナイウだ。

 攻撃の軸となり、オフサイドにはなったがカウンターからゴールネットを揺らすなど多くの見せ場を作った。

 長友は「オナイウも体を張ってポストプレーしたし、すごくいいプレーだったと思う」と高く評価。ベテランからの太鼓判で今後1トップ争いに食い込んできそうだ。