元五輪代表監督が明かしたA代表とUー24代表の実力差「どちらが飢えていたか」

2021年06月04日 20時08分

反町康治技術委員長

 2008年北京五輪で代表監督を務めた日本サッカー協会の反町康治技術委員長(57)がA代表と東京五輪世代のU―24に日本代表との違いについて説明した。

 日本代表の練習がオフになった4日に記者会見した反町委員長は3日の兄弟マッチ(札幌)を振り返り「みなさん記事にしたいところを考えると(A代表が)0―3くらいで負けて書くのを待っていたと思うんですけど」と冗談を交えつつ「試合は選手個人、チームのパフォーマンスがどうなっているかを最優先して見た」という。

 その上で「試合を見てもわかるように(A代表の方は)最初からエンジン全開でひたむきにやっていた。それはA代表に選ばれるステータス」とし「橋本(拳人=27、ロストフ)も室屋(成=27、ハノーバー)も足をつっているんですよ。どちらがガツガツしていて飢えていたかというと、サムライブルー(A代表)の方があったと率直に感じた。誰も手を抜くことがなかった」と称賛した。

 また、反町委員長はU―24代表は年齢制限があるものの平均年齢が24、25歳になれば各国A代表と同じカテゴリーになると指摘し「そう考えると、兄弟対決と言われているが、もう弟でもなんでもない。もしサムライブルーが苦戦した場合は『同等のチームと捉えてもらってもいい』と言おうと思っていたが、逆に言えばU―24が少しだらしなかったという言い方になるかもしれない」と力説した。

 特に「国際舞台での経験値、その差はあったと思う。(A代表は)メンタル面で『しっかり黙らせてやるぞ』というのがあったのかも…」と強調し、U―24代表イレブンのさらなる成長を期待していた。

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