U―24日本代表FW前田大然(23=横浜M)が、とにかく結果へこだわる姿勢を打ち出した。

 東京五輪世代の同代表は、今回の活動で国際親善試合U―24ガーナ戦(6月5日・ベススタ)とジャマイカ戦(同12日・豊田)を控える。千葉県内で合宿をスタートされた31日にオンラインで取材に応じた前田は「今回の合宿ではFW陣が結果を残さないといけない」と力を込めた。

 森保一監督(52)は、オーバーエージ(OA)枠にDF吉田麻也、DF酒井宏樹、MF遠藤航を選び、今回の活動から合流させた。攻撃陣は東京五輪世代で戦う決断をしたわけだが、前田は「FW陣が結果を残さないと『やっぱりFWにOAを使う』となりかねない。危機感を持ってやりたい」と語った。

 個人的には狭き門となる本番のメンバー入りへアピールしなければならない。今回のFWは自身のほか上田綺世、田川亨介、林大地が招集されているが、FW枠は2~3。「(メンバー争いを)勝ち抜くために今回の合宿は重要。ゴールにこだわってやっていきたい」と意気込んだ。