日本代表MF鎌田大地(24=Eフランクフルト)が冷静に自己分析した。

 10―0で勝利した28日のカタールW杯アジア2次予選ミャンマー戦(フクアリ)では、1ゴール1アシストをマーク。試合から一夜明けた29日にオンラインで取材に対応し「すごく引いて守る相手だったので、うまく1タッチを使わないと崩せないと思っていたし、いい感覚でプレーできていた」と振り返った。

 今回のオンライン対応では、ミャンマー戦を踏まえて改めて自身のプレースタイルに、こう言及した。「自分で(シュートを)打てるシーンはあったと思うし、もっとうまくできたと思うけど、フランクフルトでもずっとこんな感じでプレーしていた。僕はいつもトップ下で、得点力がある選手だとは思っていない。〝ザ・トップ下〟というより少し低めで動いて、周りの選手が生きるようにやっていた」

 あくまでチームメートの連係から相手を崩していくスタイルというわけだ。実際、FW大迫勇也やMF南野拓実ら攻撃陣とのコンビネーションもスムーズになっており、森保ジャパンに欠かせない選手となっている。

 ただ、自分の強みについては「僕は何かが突出しているわけではない。世界のトップトップで考えると、自分は足が速くない。前に蹴って走れば勝てて、その上、ドリブルもできる選手もいる」と控えめに語った上で「総合的には普通の選手より上かなと思う」と自己評価した。