カタールW杯アジア2次予選ミャンマー戦(28日、フクアリ)に臨む日本代表10番のMF南野拓実(26=サウサンプトン)が27日にオンラインで会見し、今シーズンを振り返った。

 今季は1月にイングランド・プレミアリーグのリバプールで出番が激減し、同サウサンプトンにレンタル移籍した。南野は「自分にとってはいろんなことがあったシーズンで刺激もあり、充実したシーズンだった。でも結果は満足できていない。来シーズン、そういう悔しい気持ちをぶつけられればいい」と語った。

 世界最高峰リーグで2チームを経験し、新たに手応えと課題も感じたという。「移籍してからは試合にかかわる時間も増えて自分の良さを出せた手応えはある。ゴールに向かってプレーする部分とか、ターンからのシュート、タイミングよくスぺースに入っていくとか手応えを感じられた」。課題についてはゴールやアシストに加えて「後ろ向きでボールを受けて強引に前を向くとか、連係で崩すシーンとかもっとやっていかないといけない」と話した。

 日本代表は新型コロナウイルスの影響で活動期間が限られている。東京五輪の関連で選手の入れ替わりも多いが「共通認識を持つことが重要だと思う」とし「チームが求めるところは理解している。ピッチ上で出していければ」と、チームをけん引していく構えだ。