日本代表MF鎌田大地(24=Eフランクフルト)が注目を集める去就について激白した。

 鎌田は今季5得点12アシストを記録し、チームも来季の欧州リーグ(EL)の出場権を得る5位に躍進。自身にとって飛躍の年となった。

 25日にオンラインで取材に応じた鎌田は「コンスタントに数字を伸ばせた。得点数はもう2、3点取れればパーフェクトだったけど、チームのサッカーも順位も良くて数字も付いてきたので、自分がシーズン前にこうなるといいなと思っていたものにだいぶ近い。フランクフルトでこれ以上いい数字を出すのは難しいと思う」と自画自賛した。

 充実のシーズンを過ごしたことで、今夏の移籍市場での注目度も急上昇。移籍金相場は40億円程度までアップし、イングランド・プレミアリーグのトットナムやスペイン1部セビリアなど強豪が獲得に関心を寄せている。

 注目の移籍先について「ステップアップは常にしたいと思っているけど、タイミングやいろいろな問題もある。毎年(ステップアップを)したいと思っていて、今季はフランクフルトに残ってよかったと思う成績だった。いろんな状況を見てみたいと思う。ただステップアップすればいいということでもないので」。強豪からオファーが来てもすぐに飛びつくのではなく、自身が輝ける環境かどうかを慎重に見極めるつもりだ。

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