重い扉をこじ開けた。東京五輪世代のU―24日本代表は29日、ミクニワールドスタジアム北九州で同アルゼンチン代表と対戦。前半を1―0で折り返した。

 日本代表は、26日の第1戦から先発メンバー9人を入れ替え。FW林大地(23=鳥栖)を1トップに起用。MF久保建英(19=ヘタフェ)はトップ下で先発出場した。

 序盤から硬直状態で試合が進んだ中、前半45分に試合が動いた。DF瀬古歩夢(20=C大阪)が最終ラインから縦パスを送ると、林が完璧に反応。ディフェンスラインを破り、相手GKとの1対1を制し、冷静に右足で流し込んだ。

 林にとっては、東京五輪世代での代表初ゴール。若きストライカーが大事な試合で結果を残した。