サッカーU―24日本代表MF三好康児(24=アントワープ)が背水の陣で大一番に挑む。

 今季の三好は所属先で出場機会が激減。28日のオンライン取材では「特に2021年に入ってからは監督が代わったこともあってなかなか出場機会がないというのが現状」と危機感を口にした上で「自分のできる準備は常にしている。個人のコンディションの部分はいいので、不安はない」と力強く語った。

 東京五輪まで約4か月。メンバー入りに向けて、アピールは必須となる。「チームでなかなか出場機会を得られていないというのはあるが、逆に代表でうっぷんを晴らすくらいの気持ちで来ている。ここでしっかりプレーをすることで、チームに帰っても、それがチームでのアピールにつながる。数か月あれば状況は常に変わるので、準備し続けたい」と目をぎらつかせた。

 29日には再びU―24アルゼンチン代表(北九州)と対戦する。26日は同代表に0―1で敗れているだけに「試合で結果を出すことがすべて。(反省点を)話しているだけでは意味がない。それを結果に結びつけたい」ときっぱり。A代表経験もある年長者がチームを勝利に導く。