サッカー日韓戦(日産ス)が25日に行われ、森保ジャパンが3―0で韓国代表に快勝した。

 日本は10番を背負うMF南野拓実(26=サウサンプトン)らが先発する一方で、韓国は若手注目株のMF李康仁(イ・ガンイン=20、バレンシア)がスタメンに入った。

 試合は序盤からホームの日本が韓国を圧倒。再三チャンスを作る中で、前半17分にDF山根視来(27=川崎)が右足で強烈なシュートを決めて先制。A代表デビュー戦で鮮烈ゴールを奪った。

 さらに攻撃の手を緩めない日本は、27分にMF鎌田大地(24=Eフランクフルト)が右足でゴール左隅に決める技ありの一発で突き放した。後半38分にはCKからMF遠藤航(28=シュツットガルト)がとどめのヘッドを突き刺して試合を決めた。

 森保一監督(52)は日韓戦に向けて「負けてよしはないし、言い訳をするつもりもない。自分の中で覚悟を持って臨む」と強い決意を胸に宿敵との大一番に臨んだが、まさに有言実行の会心の試合内容で日本を勝利へと導いた。