日本代表MF鎌田大地(24=Eフランクフルト)が、イングランド・プレミアリーグのトットナムに所属する韓国代表のエースFW孫興民(ソン・フンミン=28)の“すごさ”を語った。

 日韓戦(25日、日産ス)に向けて森保ジャパンの合宿に参加している鎌田。今回、孫は負傷のため韓国代表メンバーから外れて対決は実現しないが、その実力についてこう説明する。

「孫はアジアナンバーワンで間違いないし、僕の意見だけど歴代でもアジアナンバーワンだと思う。アジアの枠を抜けている。点の取り方や、あのスピード感は同じアジア人じゃない。前線で世界のトップクラスとできるのは本当に特別。あのスピード感とかは絶対できないし、彼は本当に抜けている」。ストライカーとしての資質や実績はアジアどころか世界トップクラスだと実感している。

 また、欧州における日韓の選手のタイプの違いについても分析。「孫や、FW黄喜燦(ファン・ヒチャン=25、ライプチヒ)、フライブルクの選手(MF鄭優営=チャン・ウヨン、21とMF權昶勳=クォン・チャンフン、26)のイメージ。みんなに言えるのは、速くて日本人とプレースタイルが違う。より欧州ぽい。日本人みたいに足元でうまいというより、縦に速くてフィジカルもあるイメージ」と隣国とは大きく異なる点を強調した。

 選手目線からもやはり孫のプレーは別格なようだ。