U―24日本代表の横内昭展監督(53)が19日、国際親善試合U―24アルゼンチン戦2試合(26日=味スタ、29日=北九州)のオンラインで行われたメンバー発表会見でオーバーエージ(OA)枠についても言及した。

 東京五輪は原則U―24世代の選手が対象となるが、本番では3人までOA選手を選べる中、今回はOA選手を招集しなかった。横内監督は「森保監督を含め、いろいろ話をした。OAは入っていないが、昨年の欧州遠征、(2019年の)南米選手権では融合して戦っている。全く試合をやっていないわけではない」と説明した。

 今後は6月に2試合、7月12日に1試合(対戦相手未定)と同17日のU―24スペイン代表戦(ノエスタ)を経て本番を迎える。6月からはOA選手をメンバーに加える可能性もあるが、横内監督は「6月以降はまた相談しながら、改めて相談しながらやっていきたい。まったくそういう形でやらないわけではない」と語った。

 OA候補には、FW大迫勇也(30=ブレーメン)やMF柴崎岳(28=レガネス)らが挙がり、MF本田圭佑(34=ネフチ)は〝立候補〟して東京五輪出場を熱望している。