ザック後任 最有力は元メキシコ代表監督アギーレ氏

2014年06月26日 07時00分

 日本サッカー協会は、W杯ブラジル大会を最後に退任する日本代表アルベルト・ザッケローニ監督(61)の後任探しを本格的に始める。

 協会側が新監督に求める主な条件は、日本を理解し、日本人の特徴を生かしたスタイルを構築できること。また欧州クラブでの指導実績、代表経験、健康面、日本居住なども考慮するという。さらに年俸200万ユーロ(約2億8000万円)以内といった待遇も提示されている。

 すでに、スペインでレアル・サラゴサなどを率いたビクトル・フェルナンデス氏(53)や元ブラジル代表監督のドゥンガ氏(50)、コロンビア代表監督のホセ・ペケルマン氏(64)、元J1名古屋監督のドラガン・ストイコビッチ氏(49)の名前が飛び交うが、最有力候補は元メキシコ代表監督のハビエル・アギーレ氏(55)だ。

 協会関係者は次期監督について「これまでの路線と変更はない。これから、いろいろな名前が新聞に出てくると思うよ」としながら「アギーレ? ふふん。どうだろうね」とリストアップを否定しなかった。実際、アギーレ氏は「いくつか代表監督のオファーを受けている」と明かしている。5月中旬には極秘で来日していたことも判明。すでに日本協会の幹部とも接触した模様だ。

 同氏は現役時代にMFでプレーし、メキシコ代表として活躍。1986年W杯をはじめ国際Aマッチ出場59試合を誇る。指導者に転身後、クラブ監督を経て2001年に母国の代表監督に就任。02年日韓W杯でベスト16に進出した。10年南アフリカW杯でも同代表監督を務めて1次リーグ突破するなど、豊富な実績と経験を持つ。

 日本協会の大仁邦弥会長(69)は次期監督の選考に「すべて原(博実専務理事=55)に任せてある。選定はW杯が終わって、日本代表の戦い方を分析してからになる」と話す。

 ただ、諸条件を満たすアギーレ氏が最有力候補なのは間違いないようだ。