日本サッカー協会は19日、3月25日に予定されていた2022年カタールW杯アジア2次予選ミャンマー戦(日産)を延期すると発表した。

 ミャンマーサッカー連盟は、アジアサッカー連盟(AFC)に3月の国際Aマッチデーに予定されている試合の開催延期を求めるレターを提出し、これをAFCが承認。ミャンマーでは国軍のクーデタ―が起こるなど混乱が続いているため、その影響があったとみられるが、日本協会に詳細な説明はなかったという。

 この日、オンラインで取材に対応した日本協会の反町康治技術委員長(56)は「AFCに従うしかない。コロナと政変どちらかだが、(延期の理由は)本当にわからない」と語った。代替開催日は未定だが、AFCはW杯アジア2次予選を6月15日までに終えるように求めているため、6月の国際Aマッチデーになる可能性が高い。

 またミャンマー戦を行う予定だった来月25日について反町委員長は「強化に値する相手が見つかるのであれば、可能な限りやっていきたい」。ただ新型コロナウイルス禍で海外チームの来日は厳しい状況もあって試合を組めるか不透明な状況だ。