【フロリダ州タンパ2日(日本時間3日)発】サッカーブラジルW杯に臨む日本代表は当地のレイモンド・ジェームズ・スタジアムで、コスタリカとの強化試合に臨み3―1と逆転勝ちした。ともにW杯に出場し、FIFAランク47位の日本は本大会でC組、同34位のコスタリカはD組に入っている。


 日本はFW大迫勇也(24=1860ミュンヘン)を1トップ、FW大久保嘉人(31=川崎)を2列目の右に配置。MF長谷部誠(30=ニュルンベルク)、MF遠藤保仁(34=G大阪)、FW岡崎慎司(28=マインツ)、DF長友佑都(27=インテル)を先発から外し、DF今野泰幸(31=G大阪)を左サイドバック、ボランチはMF山口蛍(23=C大阪)、MF青山敏弘(28=広島)のコンビで臨んだ。


 試合開始からボールを保持して多くのチャンスをつくった日本だが、前半31分にカウンターから失点。後半開始から遠藤、岡崎を投入し、後半15分、右に流れたFW本田圭佑(27=ACミラン)がゴール前にグラウンダーのクロス。DF内田篤人(26=シャルケ)がスルーし、後方から走り込んだ遠藤が右足で合わせて同点ゴールを奪った。


 勢いに乗る日本は同35分、中央でボールを持ったFW香川真司(25=マンチェスター・ユナイテッド)が途中出場のFW柿谷曜一朗(24=C大阪)との鮮やかなワンツーでゴール前に抜け出し、体勢を崩しながら右足でゴール右に逆転弾。ロスタイム2分には柿谷がダメ押しの3点目を決めた。


 先月27日のキプロス戦(埼玉)に続く連勝となった日本は、6日(日本時間7日)に同じ会場でザンビアと対戦する。