来夏の東京五輪に出場するU―23日本代表MF郷家友太(21=神戸)が21日、オンラインで取材に対応。初招集からの同代表定着を誓った。

 この日は千葉県内で行われるU―23日本代表候補合宿に集合。郷家は「東京五輪が決まったときからあこがれ、目標だったし、ひそかに(代表入りを)狙っていた。常連となれるようにアピールしていきたい」と力を込めた。

 チームでは守備的MFとして頭角を現し、カタールで集中開催されたアジアチャンピオンズリーグでは準決勝敗退となったものの、存在感を発揮。「ボランチ(守備的MF)で出してもらうようになって新しい自分を発見できた。チームのリズムをつくったり、落ち着かせることができていると思う。(今合宿の)練習試合でも発揮したい」と語った。

 元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(36)や元日本代表MF山口蛍(30)といった豪華チームメートから多くを吸収してきた成果も表れている。今後のさらなる成長で大舞台の出場をつかめるか。