森保監督がメキシコ戦采配批判に反論「安全にやっているだけではチーム力は上がらない」

2020年11月24日 20時41分

メキシコ戦の戦況を見つめる森保監督(提供=日本サッカー協会)

 日本代表の森保一監督(52)が24日にオンラインで取材に応じ、0―2で完敗した17日のメキシコ戦での采配について説明した。

 日本は前半に優位に試合を進めたが、メキシコが後半に選手交代から流れを引き寄せて立て続けに失点を喫して敗れた。

 指揮官は完敗の試合を振り返り「メキシコ戦においては、相手が後半に2人選手を代えてきて、鎌田が前半使えていたスペースを消してきたと分かっていた。我々はMF橋本(拳人=27、ロストフ)とMF南野(拓実=25、リバプール)を交代で入れた。MF柴崎(岳=28、レガネス)がもも裏の張りを訴えていて、(FW鈴木)武蔵(26=ベールスホット)も前半からハードワークしていたので交代したが、選手交代からギアを上げるという部分は少し足りなかった部分はある」と交代策の理由を詳細に語った。

 森保監督の選手起用を含めベンチワークへの批判が高まっているが「今回は痛い思いをしたが、また改めて乗り越えていかないといけないレベルを知ることができた。ただ安全にやっているだけでは、チーム力は上がっていかない。勝てるチームに変わっていかない」と反論。強豪撃破のポイントとして「選手たちには試合前に分析は伝えながらもひょっとしたら予想が違っているかもしれない。そのときには、主将のDF吉田(麻也=32、サンプドリア)に臨機応変に修正できるようにやってほしいと言っている。想定外のときに自分たちの修正能力、解決能力を発揮することが必要。選手たちが主体的にやっていくのを、僕は見守っていく」と選手の自主性を強調した。

 世界の強豪と渡り合うため、選手による判断能力の向上が森保ジャパン強化の鍵を握る。