好機がありながら無得点に終わったFW鈴木武蔵(26=ベールスホット)はシュート特訓で出直す覚悟だ。

 前半10分にMF鎌田大地(24=Eフランクフルト)からパスを受けるも合わせきれず、15分には左サイドを突破したMF原口元気(29=ハノーバー)からの絶好のパスでGKオチョアと1対1を迎えるもまたも仕留められず、2度の好機を潰した鈴木。「前半のチャンスを決めきらないとこういう試合になってしまう。FWの責任を感じている。僕が未熟だった」と猛省した。

 ただ、下を向いてばかりはいられない。

「いつも練習からシュートのコースやタイミングを意識しているので、チームでまた結果を出して呼ばれるようにどんどん点を取っていきたい」。所属クラブへ戻ってシュート練習を徹底し、再び試合でゴールを積み重ねることで決定力を磨いていくつもりだ。