メキシコのヘラルド・マルティーノ監督(57)が16日、オンライン取材に応じ、17日(日本時間18日)の日本戦への意気込みを口にした。

 過去の対戦成績は日本の1勝3敗。メキシコにとって相性の悪い相手ではないが「日本は非常にダイナミックなチームで個人のテクニックにも優れている。選手たちが攻撃で前に出るときには規律のあるプレーをする。また、前線には均衡を崩すことができる選手がそろっている」と警戒感を示した。

 メキシコは14日(日本時間15日)に韓国と対戦したばかり。中2日での一戦となることから「明日の先発メンバーに関しては、2つのコンセプトに基づいて選びたい。1つ目はフィジカル面で100%の選手だけを選ぶ。2つ目はリスクを決して犯さないこと。選手たちにいい試合をしてほしいが、いい状態でクラブチームに戻ってほしい」と無理はさせない方針を明かした。

 日本戦の戦い方については「これまでの方向性を保って、明日どう戦うかといった戦術とは別にこれまでやってきたことを継続したい。2年前に始めた戦い方を引き続き明日もやっていきたい」と展望を語った。