日本代表MF鎌田大地(24=Eフランクフルト)がレギュラー奪取へ自信をみなぎらせた。

 13日のパナマ戦では途中出場して短いプレー時間ながら存在感を見せた鎌田。17日のメキシコ戦では先発出場の期待も高まるが、森保ジャパンでの自身の現状に手応えをにじませた。

「練習を一緒にできているだけで、言わなくてもみんな分かってくれると思う。練習を重ねたのと、(10月の)コートジボワール戦で90分出てみんなが僕の特徴を分かって、それをパナマ戦でも表現できて、みんな共通の理解ができて信頼ができたと思う。みんな(自分にボールを)預けてもいいと思ってくれている」と周囲との相互理解が深まってきたと実感している。

 強豪メキシコとの一戦はチームにとって、そして自身にとっても今後を見据えて重要な試合になる。「W杯だけの印象だけどすごくいいサッカーをする。小さくてうまい選手が多く、組織的にプレーしているので日本代表と似ているイメージがある。強い相手だと思う」と分析したうえで「前の選手も得点は取れると思うし、しっかり守備をすればいい試合ができる」と自らのゴールとともに攻守で内容の濃い試合にする覚悟だ。