日本代表MF遠藤航(27=シュツットガルト)が、1―0で勝利した13日の国際親善試合パナマ戦で後半開始から投入され、存在感を発揮した。

 守備的MFとして攻守にわたって特徴を出して流れを引き寄せた。MF南野拓実(25=リバプール)がペナルティーエリア内で倒されて得たPKで先制点を決めたシーンでは、その起点となる縦パスをMF久保建英(19=ビリャレアル)に供給。もちろん、デュエル(1対1の場面)の強さもしっかり出した。

 ドイツ1部第7節終了時点で勝利数116回を記録し、単独トップに立っている強さは、日本代表でも大きな武器となっている。

 遠藤は得点シーンについて「しっかりボールを動かして、縦に入れればチャンスになることはわかっていた」。代名詞になりつつあるデュエルに関しては「コンスタントにしっかり試合でやれているので、自信になっている。これを続けたい」と胸を張った。