MF南野拓実(25=リバプール)が日本代表の10番として初ゴールを決めた。

 13日(日本時間14日)の国際親善試合パナマ戦で1トップで先発した南野は、後半15分にMF久保建英(19=ビリャレアル)からのスルーパスを受けてペナルティーエリア内で抜け出したところを相手のGKルイス・メヒア(29)に足を引っかけられて倒され、PKを獲得。自らキッカーを務め、冷静にGKの動きを読み切って真ん中に蹴り込み、先制ゴールを挙げた。

 南野は10月のオランダ遠征から日本代表で栄光の背番号10を担っており、今回の得点が〝10番初ゴール〟となった。ここでのプレーで何かを示したい気持ちが強い。今回の合宿には「常に結果を残さないと自分の居場所はない」と強い覚悟で臨んでいるが、有言実行の活躍で10番の務めを果たした。