日本代表MF南野拓実(25=リバプール)が世界的強豪で窮地に追い込まれている実情について語った。「コンディションは問題なくてトレーニングも積んできている」と体調は万全だが、所属するリバプールでは直近3試合連続で出番がなく、8日のマンチェスター・シティー戦ではついに今季初のベンチ外となった。

 チーム内での立場は厳しさを増すばかりだが「サッカー選手としてそれは起こりうること。悲観的にとらえていない」とポジティブ。「トップクラスの選手たちがいる中で、今の自分の立場は今までと違う」と厳しい現状を認めながらも「今までもそれを乗り越えてやってきた。挑んでいく気持ちを失ってはいけない。何をすればいいのか、試行錯誤はしている」と復権への道筋を模索している。

 代表も含めて「常に結果を残さないと自分の居場所はない。ここでのプレーで何かを示したい気持ちが強い」と覚悟を持って今回の遠征にも合流。森保ジャパンでの活躍をきっかけに、リバプールでの逆襲を目指す。